米国のビットコインATM、前年比で177%増に

コインATMレーダーのデータによると、米国のビットコインATMの設置台数は2020年3月1日から2021年3月10日までで177%増加した。2020年3月には4945台だったのが、…

コインATMレーダーのデータによると、米国のビットコインATMの設置台数は2020年3月1日から2021年3月10日までで177%増加した。2020年3月には4945台だったのが、2021年3月には13699台となった。

世界中のビットコインATM台数は現在16835台で前年比57.5%増となった。

ビットコインATMは全体の81%が米国に設置されており、米国での普及が進んでいる。

米国に次いで設置台数が多い国はカナダの1268台で全体の7.5%を占めている。日本にはビットコインATMはない。

コインATMレーダーによると、オーストリアと英国はの設置台数は横ばいか下落傾向となっている。オーストリアは2019年2月ごろまで増加傾向にあったが、現在はピーク時の半分近くまで落ち込んでいる。

英国も2020年2月にピークを迎えた後は下落が続いており、2020年2月には283台あったが、2021年3月1日には200台となっている。

一方で欧州全体では2020年3月に1233台だったが、現在は1273台と増加傾向にある。

データによると、ビットコインATMは1日あたり34.6台が設置されている。このうち、77.6%が購入用のみに対応したATMで、22.4%が購入と売却の両方に対応している。

米国やカナダ、欧州が世界のビットコインATMの大半を占めている一方、香港は85台、ロシアが53台、コロンビアが46台となっている。

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